30代ぼっちのゆるライド・ゆるクライム

愛車はTREK Emonda SL6。ゆるライダー・ゆるクライマー。ThePEAKSとブルベ好き。東京都調布市起点。ダイエットは嫌い。

いつの日かpeaksへ【第7回:実走編「The PEAKS Round5 蓼科」】

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ついにやってきました。

「The PEAKS Round5 蓼科」。

 

前回の記事で準備編を書きましたが、今回は実走・本番編です。

 

あ~~ダイエットが足りない~特に足りない~~~~。
まだ70kg台だーーせめて60kg台に突入して挑みたかった・・・。

 

自転車に対しては、今できることは全部やったつもりです。

スプロケも最終兵器乙女の32T導入したし、ボトルも軽いやつにチェンジしたし。

 

あ~足りないのは、フィジカルだぜぇぇぇーーー。

 

 

 

というテンションなわけです。

気持ち悪いですね。なんでそんなテンションかというと完走できたからです。え?

フィジカルの足りなさは、自転車機材と試走戦略にて乗り切ったノリです。

 

え?信じられない?ほんとですよね。私も信じられません。

 

 

すべては、私のpeaksへのモチベーションを下げずに常にアゲアゲしてくれたフォロワーさんやアドバイス・応援をしてくれたみなさんのおかげ。マジで。

超感謝。これはいわゆる超感謝のやつ。

 

こんなことなら、事前に会社と交渉しておけば良かったです。

「Peaks完走したら、一週間仕事休んでいいよね?」ってw

 

今日、出社したらいつも変わらない日常が待ってました。

あの辛く、感極まって涙を流してたあの日はどこへ・・。

 

さて、そんな辛くて苦しくて達成感がヤバヤバな夢のようだったPeaksの備忘録を書きます。

いつの日かPeaksへ挑戦しようと思った方へ、少しでも参考になれると嬉しいです。

(あと、次回のpeaks数ヶ月前の自分へ。準備はもっと早くからやっていてくれ)

 

 

今までのPeaks挑戦までの道のりはこちら 

いつの日かpeaksへ【第1回:今川峠を登る】

いつの日かpeaksへ【第2回:柳沢峠・上日川峠を登る】

いつの日かpeaksへ【第3回:蓼科を走る<ルート1,2>】

いつの日かpeaksへ【第4回:蓼科を走る<ルート3,4>】

いつの日かpeaksへ【第5回:最終調整(悪あがき)】

いつの日かpeaksへ【第6回:蓼科本番へ向けて。準備編】

 

 

peaks前日。8/31。

今回のpeaksは9/1(日)で、8/31(土)に前日入りして、女神湖近場のホテルに宿泊予定です。

前回の試走とかでは、4時ごろ出発してその日に試走とかしましたが、今回はただの前日入りなので大体7時ごろに出発。

中央高速道路って休日地味に渋滞するんで、遅すぎないようにしました。

そのおかげで渋滞0で長野県まで到着\(^o^)/

 

途中のサービスエリアにて、朝ご飯に親子丼を食べます^^

どこのサービスエリアかは忘れましたw 優しい味のする親子丼でした^^

 

あ、そうそう、本番前日ということで、普段は食事制限していますが、今日はカーボローディングというていで食べてよいのです。これを楽しみにしてたんだ・・・ぐへへ

 

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うまそうですね。飯テロです。

 

その後順調に諏訪湖ICで降りて、まだ朝の9時w はえーw

peaksの前日受付が15:00~なので、だいぶ暇ですw ホテルのチェックインも15時だし。早く来すぎたw

暇なので、10時ごろにモンベル


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諏訪湖モンベルです。でけー。


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暇なので、霧ヶ峰にでも。車による試走ということで。


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クリームソーダうめぇぇぇぇ~~。ソフトクリームうめぇぇぇ~~。

 

その後、白樺湖のローソンへ。パスタやら夜ご飯に食べるための生姜焼きとか、コンビニ氷1kgとか色々と買い込みます。カーボローディングだから、パスタや生姜焼きも思う存分食べていいんだ。輝けるなー

 

それでも、時間は余ってるんだ。ひまだー


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ということで、女神湖へ行ってみました。

まだ15時じゃないんで、受付もまだ。スタッフさんたちが着々と準備されてました。いやー良いですね~。この旗が並んでる感じ。イベント感漂っててたまりません^^

 

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あーまだ15時まで1時間くらいあるんで、軽く乗ります。

ルート1だったら、1時間くらいで行って帰ってこれるんで、最後の試走ということで。


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折り返し地点へー。

さー、登り返しますー。

私と同じように、早く着きすぎたローダーさんを何人も見ましたw

(みんな速度早くない?明日、本番だよ?まじかよ?変態なの?)

 

登り途中で、インナーからアウターに切り替えようとしたんですが、

アレ?切り替わらない・・・。

 

マジで?

整備してきたつもりだったんだが・・・。

 

まさかのインナーロックでpeaks?

 

とか、ちょっとごちゃごちゃやってたら、直りましたw アブねーw

ただ、若干ギアから変な音がしますw

 

うーむ、リアディレイラーのワイヤーの伸びが悪いのかなぁ、ごちゃごちゃ。

まあ、原因は32Tに変えたときにリアディレイラー交換したりチェーン交換したせいでしょうね。。

まあ、大丈夫そうになったんで、一旦完了です。

 

15時受付へ!

あーやっと受付の時間です^^


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いいなぁいいなぁ。みなぎってきますね~~。

この広場の入り口では、キャラの濃いスタッフさんが「みんな~~~、ド変態来たよ~~~!!」って煽ってくれましたwww

 

いやいや、ワイはド変態じゃなくてノーマルや!

止めてくれ~~~。ワラワラ

 

このウェルカムな空気感はスゴいよかったです^^

こういうイベントって、どうしてもグループで来てる人たちのコミュニティがあって、なかなか一人で来てる人は馴染みづらいんです。でも、今回のpeaksはこのスタッフさんの煽りによって、なんかイベントに参加できたというか、一緒にpeaksを楽しむ感が溢れてきました^^

今後も独り者へのこの煽り言葉よろしくお願いしますw m(_ _)m


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会場には、フィニッシャーのみが書くことのできるフィニッシャーボードが!


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前回のRound7 奥多摩のボードです。

 

てか、peaksのクリエイティブや企画って本当にかなりすごいプロがやってますね。たぶんw すげークリエイティブ高いです。まさにデザイン。


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さて、受付も済ませて、軽くグッズを物色して、ホテルへ向かいます^^

 

今回予約したホテルは、女神湖から300mくらいのところにある「池の平白樺高原ホテル」です。ちょー近いわwww


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ほら!一人なのに、ベッドは3つ!w

わ~贅沢だなぁ~w

 

そんなこんなで、前日に使ってしまったジャージやらをコインランドリーに入れたり、大浴場で人がほぼいなかったんで、ゆ~~~っくりしたり、ローソンで買っておいた生姜焼き食べたり、レース前にカフェイン取るといいよってどっかの記事で見たんで、エナジードリンク?モンスター?みたいなドリンク飲んだり。ベッドの枕がちょっと固すぎてこりゃ無理だ、ロビーに羽毛枕があったな、取りに行ったらすでに全部で払ってt、色々とやりました。

 

 

んで、毎回のイベント同様にぜんぜん寝れませんでしたw 緊張かな。カフェインはいったエナジードリンク的なやつのせいかな?

7時に寝て、8時に起きちゃって、10時に寝て11時に起きちゃって、12時に寝て3時に起床。

合計5時間睡眠。

理想は7時に寝て、3時起きの8時間睡眠だったんですが。。。。

 

ずっとおおやようこさんの質問動画を聞きながら就寝w

 

朝ご飯は日清カップヌードル! 

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はぁはぁ、、このために今までダイエットしてきたんだ・・・。

この深夜の朝食にカップヌードルを食べるなんてピザな行為!

たまんねぇ~~。なんで、カップヌードルMINIなのかって?

そらー、ローソンに普通やBIGサイズの普通のカップヌードルがなかったからですよ。カレーとかシーフードはあったのになぁ。

 

peaksのスタート時間が5時30分で、5時から受付や車検が始まるのでそれまでに会場に向かうことになります。ただ、ホテルから会場は300mくらいしかないので、車で1分。

カップヌードル食べて、クリームパン食べて、着替えて、歯磨いても、時間は余ったので、グダグダしつつ、ストレッチやらしました。

 

重い腰をあげて、4時30分ごろに駐車場へ向かうとすでに多くのローダーが準備しとるww

ちょっとすでに出遅れてるwww とはいえ、時間はまだあるので、空気を入れたり、ボトルにBCAA入れたり水入れたり、ライトの確認したり、最終点検をします。

 

スタート前

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緊張が高まってまいりました。とうとうスタート前です。

時刻は5時20分。あと10分で出発です。車検をして、腕につけるゴム製のリストバンドをもらいます。

今回のpeaks蓼科はルートが4つあって、全部回ってクリアになるんですが、一番最初のルートによって、このリストバンドの色が変わるとか。

私はルート1から1→2→3→4という一番平凡純粋なルート構成にしたので、紫色のリストバンドでした。

 

周りには、peaksフィニッシャージャージもいたし、ボラワン、ボラワン、ボラワン、なんかボラワンをよく見た気がしますw

あと、トリプルpeaks達成のフィニッシャージャージとかもいるし、ACTIVIKEジャージでヤバそうな人もいるし、なんか周りの人がみんな強そう・・・。

 

ただ、そんな中、私にも安心したことがありました。

 

 

「私よりも太ってる人がいる」

 

あぁ、心強い。いと嬉し。。

痩せてない人peaksに参加してたら、プ~~って笑われるかと思ってましたよ・・。

ところが普通に太ってる人。お腹パンパンの人やぽちゃぽちゃした人もいる!

 

あぁ、心強い。いと嬉し。。

 

これは、助かりましたね。安心もゲットできましたし、逆に緊張も少しほぐれてきました。


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そんなこんなんでそろそろスタートですよ・・・


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今日の蓼科の気候は朝は少し肌寒い。ただ、半そでジャージにウィンドブレーカーを着れば、ぜんぜん問題ない。むしろ過ごしやすいです。

こりゃ~良い日だ。

 

スタート!

とうとう5時30分。スタートです!

 

まずは、ルート1。最初に8kmくらいダウンヒルしていきます。

基本的にまだ朝も早いので、車は少ない。ダウンヒルはしやすいです。

道路は若干走りづらいけど、まあ、こんな道路いくらでもあるので、注意しながら進行です。大体50,60km/hくらいで進行します。

 

peaksは制限時間との勝負なので、できるだけダウンヒルとかではスピードを注意しながら出すようにしました。もちろん、事故ったら元も子もないので、急カーブ地点ではちゃんとブレーキングをしてコーナーリングを回ります。

ほかのローダーさんのコーナーリングとかうまくて、結構参考にしましたw今回のpeaksでダウンヒルは少し上手くなった気がしますw

 

下りきったところには、peaksスタッフさんが通過チェックです。

さぁ~~~、ここから登り返しです!雨境峠まで8kmくらい!


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前にはトリプルクラウン覇者が・・・ガクブル

 

この登ると景色の良さそうなところで、ゆっくりしたいわぁ・・。 

 

みんな速い・・・。どんどん抜かれていきます・・・。

 

ただ、私は知っています。

ツイッターで仲良くしてもらっているフォロワーさんたちからの言葉を。

 

「絶対にマイペースで」「周りに抜かされてもいい」「足を温存」「最初から足を使うと、後半死んでる、そこで抜き返せる」

 

数々とたくさんもらったメッセージを頭の中に巡らせます。

焦っちゃいけない。後半取り返せる。このペース。このペースでいいんだ。

 

って。

分かってても足を使ってスピードを出しちゃうような状況。

制限時間も厳しいイベント。気合も入るし、初めだから足も回る。

 

でも、いけない。足を使ったら終わる。

くるくる回す。

くるくるくるくる。

 

得意のインナーロー全開で!!


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きたーーーー!

ルート1の最難関の15%のスノーシェード!

 

あ~車も少ないから快適w

地面は非常に悪いけど、関係ない。くるくるくるくる。

抜かれてもいいや、くるくるくるくる。


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はい、雨境峠到着!

ちょいちょいと、休むダンシングってやつも取り入れます!

シッティングよりも速度は遅くなるけど、それよりも足を残すこと!

これがpeaksで絶対に必要なことなんだなぁってひしひしと思います。

 

変速の具合が・・・・悪いぞ・・・・?

あれ?昨日調整したはずの変速がいまいち・・・。

そして、アウターローだと変な音がする。いつものロードじゃない。

いつものうちのエモンダちゃんじゃない・・。

なんてこった。この大舞台peaksでトラブルだなんて・・。

 

とはいえ、走れないわけではないし、一番重要なインナーローは正常。

とりあえず、このまま進行することにします。

 

あれ、、、身体の具合がちょい悪いぞ・・・・?

なんか呼吸が浅い・・。思いっきり空気を吸ってもあまり吸えてない感じがする。

深呼吸深呼吸。心臓の鼓動が早い。ちょっと体も熱い。

あ~~~やばいやつ・・・・。

とりあえず、水を飲んだりして様子を見ます。

睡眠不足か、、カフェインか、、高度が高いせいか・・・

 

ルート2「大河原峠」へ!

雨境峠を越え、次のルート2「大河原峠」へ向かいます。

すでに50分?60分?くらい経過しています。

 

大河原峠へ向かう際に、1時間遅れでスタートした変態ローダーさんたちと一緒になります。

この人たちヤバい・・・。大河原峠の登りをサックサク登っていくぞ・・?

いやいや、足使っちゃダメって話なのに、、おかしいやろ・・。

 

途中で、変態さんがダウンヒルしてきて、

「え!?もう??」と思ったら、「このルートってルート2であってるよね?」って話しかけてくれました。

「そうですよー」と答えてつつ、紫のリストバンドをみんなしてるから、ルート1なのか?と思ったようです。

 

この少しの会話だったんですが、「あ、変態さんでも勘違いするんだなw」ってのと、声を発したことによって、少しだけ体調が戻ってきましたw なんてありがたや~~。

 

そんなこんなで、モクモクと淡々と大河原峠をヒルクライムしていきます。

ぶっちゃけ、試走のおかげでミスルートは0!初めてのブルベではミスルートしまくりましたが、今回は0です。いや~試走って大事やな~~。

 

大河原峠に到着!

そんなこんなで到着です。結構登りましたね。。まだ、くるくる回して足は温存しているので、大丈夫です。

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頂上では移動車による補給^^オレンジうまうま~~~。

バナナも塩おにぎりもうま~~~~。ウィダーゼリー的なものを一つもらってポケットに詰めます。飴ちゃんもゲット^^

まだ、大河原峠を登り返してくる人はおらず、あれ?ワイ実は早いとか?って思っちゃいました。完全なる勘違いだったけどね。

あと、スタッフさんが「17km下って、17km登り返しだからね~」っていうありがたいような恐怖のような発言w ひえ~~もう今日の登りはここまでにしてぇ~~


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そんなこんなで、大河原峠をダウンヒルしてきました。

試走のときは、鹿の出現にビビりました。今回は会うことなく完了。


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さぁ、、登り返しです・・・。あ~~16kmかーーー。


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空は曇り。暑いが、東京のクソ暑さよりぜんぜんマシの快適ライド^^

 

もうなんやら地面をずっと見てると、目がぼやけてきて、地面がゲシュタルト崩壊してきた・・。ドリンクも飲みつつ、途中で少しお腹が空いたと感じたら、すかさずブラックサンダー食べたり、ゼリー飲んだり。。

途中の15%の坂では焦らず、ゆっくりダンシングで足を使わないように登り切ります。

もう淡々と、、足がなくならないように、、。

基本的には9-10km/hで進行。途中のダンシングでは7km/hとか。

 

 

お腹もすいてきた・・。補給系の食べ物なくなっちゃったし、、この大河原峠を下って女神湖のスタート地点まで戻れば、ランチが待ってるはず!

そのモチベーションで登り切って、少々休憩~。ストレッチで太ももやらを伸ばします。

さて、女神湖地点でのランチ時間を確保するために、ここでの休憩はさっと済ませます。

 

女神湖でカレー食べよーっと

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女神湖のスタート地点に戻ると、スタッフさんたちが歓迎してくれます^^

「おつかれさま〜〜〜。カレーとかありますよ〜〜〜」って。

 

これこれ~~~~。待ってました~~~!

カレーは大量に作る方が上手いですよね~~。疲れた身体にカレーはたまらん^^


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カレーに、おにぎりをドッキングをして、カレーライスの完走~。

これをデカビタで流し込みます。

あと、ゼリーもゲットしたり、バナナも食べたり、飴ちゃんもポケットに入れて次へ進みます。

次はスズラン峠と麦草峠かー。また、ストレッチを入念にやって進みます。

あとは、変速具合が悪かったため、リアディレイラーのワイヤー調整をやります。うーん、さっきよりかはマシになったけど、イマイチだな・・・。変速もワンテンポ遅いし・・・ちょっと直し切るには時間がないので、諦めて進行します。

 

ルート3「スズラン峠を越え、麦草峠」へ

*このあたりからほぼ写真0ですw

 

いつの間にか終わる峠と呼ばれているスズラン峠を越えていきます。

勾配も緩めなのでここはスピード出して乗り切ります!と言いたいところですが、今まで同様に足が疲れないようにくるくると回して進みます。

途中でダンシングも取り入れたり、座る位置も色々と変えたりして、負荷を分散させます。そのおかげかわかんないですが、今回腰が痛くなることはなかったです^^ 前回、蓼科試走した際には腰いてぇ〜ってなったんですが、、、

分散ってのは大切ですね・・

 

そんなこんなでスズラン峠を越え、麦草峠へ進みます。

麦草峠への道は少しわかりにくいんですが、そこは試走したおかげで迷わずスムーズに進行^^(試走のときはミスルートしたんだが、それのおかげで印象がついて覚えとります)

 

んで、麦草峠を登っていきます。試走したおかげで激坂区間がないことはわかっています。淡々と無心で回せば終わる峠です。しかし、、ルート1,2をやってからの麦草峠を登るのはきつ・・。足を使わないようにしてきましたが、とはいえ足には疲れが溜まってます。

 

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こんな道を進んでいきます。

 

うーむ、思わぬところで足使っちゃったかなぁ・・・。もうこんな足の具合では完走やばいんじゃないか・・・。

一応、自分が作ったタイムスケジュール通りには進行できていますが、もう獲得標高も2500m越えてるし、、、麦草峠登りきったら3200mくらいかぁ。とはいえ、ゴールまで1800mもまだある・・。これは、完走はできなそうだな・・。

当初の自分の中で考えていた、ルート1,2,3はクリアーして、ルート4に行く途中の車山肩にて制限時間オーバーで終了っていうことになりそうだな・・・。

 

と、心が折れかかってきます。疲れと残りの獲得標高や時間を考慮すると、もうムリポ・・・。

 

てか、ほかの人とぜんぜん合わないし・・ほかの人はどうしてるんだろか・・。

無理にでもスピード出したほうがいいのかな、、、カレー食べに女神湖に帰りたい・・。たとえ、タイムオーバーでDNFになったとしても、フォロワーさんたちは優しいから「よくやったよ」とか受け入れてくれそうだしなぁ。

 

そんなことが頭をぐるんぐるん駆け巡ります。

この麦草峠は辛かったです・・。

 

そして、麦草峠の頂上へ到着。3200m獲得標高ゲット。3200mは初だし、記録も更新したしいいんじゃないかなって。

 

麦草峠の頂上の移動補給車にて、バナナ食べたり飲み物飲んだり、おにぎり食べたり。もうおにぎりを身体が受け付けようとしない・・。くぅ、、デカビタで流し込みます。

頂上にはローダーさんたちが数名いて、「もう時間的にきついですよね・・」「次のスズラン峠の登り返しが地味にきつそうだよ・・」「スズラン峠行ったら、DNFするか考えよう」とか、、ほかの方も心が折れかかっていました。

 

とりあえず、スズラン峠越えてから、、考えましょ・・・・的な雰囲気になり、各人スタートしていきます。私もまーたストレッチを入念にやって出発です。

 

 

麦草峠ダウンヒルは急カーブも多いので、あまり速度は出ず。

しかも最悪なことに前にバスが・・・。バス遅い・・・。ダウンヒルで時間稼ぎ区間なのに、バス〜〜〜〜〜うえ〜〜ん。

とはいえ、無力なので何もできないっす。バスの後ろをぬっくりぬっくりダウンヒルです。

 

 

続いて、スズラン峠の登り返しです。あ〜やっぱ地味に辛い。登る前に、エナジージェルで補給をして、挑みます。

もちろん、今までどおりインナーローでくるくると足を使わないように回します。

今回32Tで参戦ですが、ほんと32Tにしてよかった・・。じゃないと、くるくると回して登ることなんてできなかったでしょう。あと、体重も4kg減ったことによって、登りがだいぶ楽に感じます。やって、、よかった・・・。ぐは・・・。

 

もう心が折れ折れナイトです。うぇ〜辛いよーーー。

スズラン峠を越え、2in1スキー場をとおって、白樺湖のローソンへ向かいます。ずーっとダウンヒルです。結構長い直線。スピード出しすぎ注意区間です。

 

このダウンヒル涙腺崩壊です。ビエェーー!w

なんですかねぇ、ダウンヒルってのは涙腺崩壊するようになっちゃったんですかねw

いろいろな想いがこみ上げてきて、涙ちょちょぎれです。

 

とりあえず、車山肩まで行こう。制限時間はまだ大丈夫そうだけど、そこの補給車のところで休んでタイムアップ迎えてもいいや、とりあえず、行こう。

もう女神湖に帰りたい自分に騙しながら、「とりあえず」行くってことにします。

ここまで頑張ってきたなぁ。ダイエットなんて絶対できなかったのに、peaksのおかげで4kgも痩せることできたし。会社や親からもちょっと痩せたんじゃない?って言われるし。よかったなぁ、参加して。

 

もうDNFするような気持ちでいっぱいです。

 

車山肩から立石公園にダウンヒルしてしまうと、登り返しになってしまいます。peaksでよく言われる「登れないなら降るな。大人の選択を」って言葉もあるし、車山肩でDNFしよう。そうしよう。よくがんばったよ。

 

ダウンヒルが終わって、白樺湖のローソン付近に到着。

車山肩には補給車もあるし、ドリンク、持参の補給もあったし、トイレも大丈夫だったので、ローソンは鮮やかにスルーです。

 

今回のpeaks蓼科での一番の絶景ルートへ進みます。

 

ルート4「車山肩・霧ヶ峰・立石公園」へ

車山肩へ登頂をスタートします。

上り道は変わらずくるくる回します。もうへとへとなので、ダンシングを多めに取り入れて、足への負担をできるだけ減らしていきます。

向かいからは、ルート4をクリアーしたローダーさんたちが飛ばしてきます。いいなぁ、リストバンドの色を見る限り、きっと残りはルート1をやって終わりなのかな?いいなぁ。。

 

そんなこんなで車山肩の補給車に到着です。

 

ありがとうございました。

ドリンク飲んだり、バナナ食べたりします。補給車にはもう食料はほぼなくなっています。ゼリーはもちろんのこと、おにぎりとかもなかったような気がします。

 

用意されている椅子にどかーっと座って、うが〜〜っと休憩します。

ここのエイドの制限時間まであと20分あります。20分座ってウガーってなっていれば、そのまま DNFになります。

 

満身創痍です。疲れた・・。

 

他のローダーさんたちもお疲れのよう。

 

あれ、でも、DNFする人いないよ・・。みんなST4に向かって下っていく。

まじかよ・・・。

 

 

 

 

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、

もうこうなりゃヤケ

 

制限時間越えて、ゴール地点に着いたとしてもいいや。それでも獲得標高は5000m行くわけだし!

 

やっちゃえ日産。

やっちゃえダウンヒル

 

スタッフさんたちは、私たちがもう疲れに疲れてるのをわかってる。そんな心を想いながらに「頑張って」って言ってくれる。

その辛さをわかりつつの絞り出すような「頑張って」の言葉にまた涙腺崩壊タイムスタートです。

 

ダウンヒルでの涙腺崩壊は危ないからやめたいんだが、霧ヶ峰の美しさにも見せられて、涙ポロポロしながらダウンヒルしていきました。

 

てか、長いよ・・・。

試走の時も思いましたが、長いんですよ・・・。ダウンヒルが・・。

うぐ・・・

 

長いダウンヒルを終え、立石公園に到着です。。もう時間はともあれ登り返すしかないです。じゃないと帰れないしw

 

エナジージェルをまた飲みます。今回エナジージェルを5つ持ってきていたのです。ラスト1です。あ〜持ってきてよかった。。

 

トリプルクラウンの方に「まだ間に合います?」って聞いてみると、「ん〜ギリギリだな」って。まだ、ギリギリ間に合うんだ・・。じゃあ、なんとか登ってみますか・・。

ストレッチを入念にして、「君の名は」の聖地である立石公園から霧ヶ峰に戻っていきます。

 

・・・淡々と登ります。

足も疲れが溜まってるし、ダンシングで少し緩和しつつ、7〜9km/hくらいで登っていきます。低速だけど、早く登れないよ・・。疲れちゃったもん、パトラッシュ。

 

でも、もうあんま考えることもできない。とにかく辛くて、歩きたい。止まりたい。

でも、進むしかないし。ワンチャン完走もあるかもしれない。

 

もうずっと地面がゲシュタルト崩壊していて、よくわかんなくなります。

 

ここでずっと思っていたのはフォロワーさんたちからの言葉。

「マイペースで」「ダンシング多めに」「完走できるよ」

頭の中にずっとこれを繰り返します。

 

登ってる途中にST4から女神湖に戻るスタッフさんが車からエールを送ってくれました。「頑張れーー!」って。手を振りながら。

なんだよ、、また涙が出てくるじゃねーかw ビエェーーww

 

あ、そうそう。今回のpeaksにて頭の中に流れていた音楽はZONE。

懐かしいですね、ZONE。なんかアルバム買っちゃって、車でずっと聴いてたらこびりつきましたw

 

車山肩の補給車まで戻ってきました。

もうへとへと。時間は17:15くらい。完走は18:00までなので、あと45分。

間に合うのか?

 

スタッフさんから「これなら間に合うよ!」「いけるよ!」「頑張って!」って言葉。

さっきの辛そうに絞り出してくれた「頑張って」じゃなくて、「いける!これなら完走できるんだよ!いけ!!」っていう想いのこもった「頑張って」に、今ブログ記事を書いてる私の涙腺崩壊www

も〜〜〜優しすぎるww peaksは今まで参加したイベントの中で一番スタッフさんが優しくて厳しいw キャラも濃いし、すごい良いイベントです・・・。てか、スタッフさんたちの愛を感じます。

裏方に徹するわけじゃなくて、一緒にイベントを楽しむ感がスゴい。理想的なイベントスタイルな気がします。

 

 

私以外に2人ほど、一緒に補給車にて小休憩。

その2人とも「いける!」「いこう!」「完走できる!」と奮い立たせあいます。

私からの「DNFしますかー」に対しては「いやいやいやw、いけるよw」ってw

 

この後のゴールまでは3人で向かうことになりました。

 

BIKE RANCHジャージさんとGOREジャージさん、ありがとうございました。

あの時とか、他の場面でも色々と変なこと言ってすみませんでした。。

おかげさまで完走できました。

 

車山肩から白樺湖ローソンまでのダウンヒルを終え、最後女神湖へ目指します。

 

ローソンから女神湖は100,200mくらいの10%の激坂がありますw

ちょまw勘弁してくれw まあ、いままで通りゆっくり登ります。

 

このあたりから太ももがずっとつりそうでしたw

スピード上げると太ももがつりそうだったのでゆっくり進行です。

お二方も私のペースに合わせてゆっくり進行してくれ助かりました。

 

もう、また涙腺崩壊ですよ。。うぐ・・・。バレないように隠し気味に。。。

 

この時の涙は「もう無理」「キツい」「DNFしよう。。」っていう辛さからくる涙ではなく、「やった」「完走できる」「やりきったんだ」「あのダイエットや準備は無駄じゃなかった」っていう栄光への涙。とても晴々しい気持ちです。嬉しさが込み上がるってのはこういうことを言うんだなぁ〜と実感しました。

 

 

そして、、、

 

ゴール!!!!!!

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完走です!!!

時間は大体17:45くらい?。終了15分前に到着です。

あ〜〜〜よかった。なんとかなった。。。

 

peaksのいつものパフパフのラッパ音におめでとうございますの言葉!

4126さんも格別の笑顔で迎えてくれて嬉しい〜〜〜〜!

 

てか、人多いなw もうすでにこんな完走してるんかいw

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お疲れ様でした。私のエモンダ。今回のライドはいままで一番きつかった。

よく耐えて、ここまで私を運んでくれた。あとで、たっぷり洗車してあげるからね。


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戦いを終えた戦士たちがくつろいでいます。みんな良い笑顔です。

私もきっと良い笑顔だったでしょう。やりきりました。

社会人になってから、こんなにやりきったことはなかったです。

涙出そう・・(またかよ


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蓼科の空は優しく・・・戦士たちをたたえます。

 

限界を超えた頭や身体に当たる穏やかな自然の風はとても心地良いです。やりきった、やりきれたという充実感。今までの努力は無駄じゃなかったんだという喜びに浸ります。

 

応援やアドバイスをくれたフォロワーさんに本当に感謝。超感謝です。

完走できたことはすぐに報告。自分ごとのように喜んでくれました涙


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ブログに私も登場w なんだこれ、全身真っ黒タイツみたいじゃんかwww

カペルミュールの紺色の上下ジャージなんですが、、、恥ずいw


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フィニッシャーボードにもコメント^^ もう書くとこあんまないw

フォロワーさんへの感謝とpeaksはダイエット効果があることw刻みました。

字がへたくそですね(ユーキャンに通おうw

 

これにて「いつの日かpeaksへ」完結です!


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ということで今回のpeaksが終わりました。

 

5月末にpeaks奥多摩があって、仲良くしてもらっているフォロワーさんが制覇されたんですよね。そのあたりから興味を持って、憧れの存在でした。

それから6月?7月頭?だったかな、peaksに挑むことをお酒で酔いながら勢いで申し込んじゃって、そこから後悔しながら、ダイエットしたり山登ったりした日々。忘れませんねーこれは。

フォロワーさんたちからは、何度も励ましてくれて。基本私はネガティブ思想なんですが、「大丈夫」「完走できるよ」「間違いない」とか涙ちょちょぎれるコメントをもらって常に励ましてくれました。本当にありがたかったです。

今回のイベントにも快く行かせてくれた妻にも感謝です。自転車乗ろうよって言ってもぜんぜん乗ろうとはしないですが、趣味にはお金かけてもよいという神の思想の持ち主で、とても助かっています。感謝しかありません。

両親も「あれ?お腹へっこんだんじゃない?」とかダイエットに関する励まし^^ 一番私が太ると怒る存在ですが、痩せるとこんなに褒めてくれるとは・・・(私32歳ですけどねwww

 

 

これほどの充実感は今まで味わったことあったか?っていうほどの気持ち。今思い出しながら記事書いていますが、PCが涙でべちょべちょですw

私のロードバイク生活最終章にしてもいいって思えるほどの達成感・充実感。こりゃ、ほんと、たまりません。

(とはいえ、2週間後に300kmブルベに参加予定なので待った無しですw)

 

上のstravaをご覧ください。6300kcalも消費しました。てことはその分食べてもいいんですよぐへへ。

獲得標高が4987mってwww うわ〜〜、あと13m適当に登っておけばよかったです・・。5000m到達ならずwwwマジかよ・・・

 

いろいろな思いにふけつつ、帰宅します。

peaksは自由解散ですから^^

 

帰宅。え?渋滞?

女神湖をあとにしつつ、車で東京へ帰ります。

身体は疲れてますが、アドレナリン爆発しているんでなんだか元気ですw

 

中央自動車道路で、大月から八王子で事故による渋滞。1,2時間かかるって。電光掲示板が言ってます。

 

マジかよ・・・。

 

しゃーない、蓼科試走の時にも使った甲府の漫画喫茶「快活クラブ」に避難ですw

そこで一泊しますw

 

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ぷは〜〜〜オレンジジュースうめぇ〜〜。ずっと我慢してたから格別です^^

 

これで、「The PEAKS Round5 蓼科」の旅日記を終わります。

ほんとに、頭の中のよくわからないことを思い出した順に吐き出していったくそ日記なので、あしからず・・。

 

ん?次回のpeaksは熱海?

え、、、ちょっと待って・・・。考えさせて・・・。