地獄の獲得標高ライドイベント「The PEAKS」。
距離200kmで獲得標高が5200up。
も〜私の体重と体力と足では、完走はとっても無理。冗談抜きで。
そうなんですが、せっかくpeaksを走るわけなんで少しでも準備をしてチャレンジしたい!ということで、前回の「いつの日かpeaksへ【第3回:蓼科を走る<ルート1,2>】」では、peaks蓼科の4つあるルートのうちのルート1とルート2の試走へ行きましたー。
んでもって、今回はルート3とルート4に試走してきました。これで、peaksのルート自体はすべて回ったことになります^^ 2日かけて完走ですよ^^
2019年のpeaks蓼科での完走は難しくとも、いつかは・・いつかは・・peaks覇者になるためにトレーニングしていきます。そのトレーニングを記録した私のブログシリーズが「いつの日かpeaksへ」。
今回で第4回目になります。
過去の「いつの日かpeaksへ」はこちら。
いつの日かpeaksへ【第3回:蓼科を走る<ルート1,2>】
いつの日かpeaksへ【第4回:蓼科を走る<ルート3,4>】
てか、「いつの日かpeaksへ」ってタイトルですが、peaksに出場することが目標みたいなタイトルですねw ミスったかもw
第50回目くらいで、peaksの覇者になれるんじゃないかな~って思います(10年後)
今回のチャレンジタイミングは8月のお盆。
8月10、11、12日の3連休にてチャレンジです。お盆の時期ですね。
調布から蓼科へは、中央道高速道路を使っていくんですが、お盆の時期だけあってめちゃんこ混むとか・・。うーん、渋滞地獄にはまって自転車乗れる時間もなくて終わるってのが一番やばい。。
ということで、前日入りしますw(宿は取ってないけどw
前日の21時に出発
その日の仕事は週明けの時間に期待することにして、適当に切り上げて(後輩にぶん投げて)17時ごろに退勤w 自宅に帰って準備を始めます。
持っていくものとかは基本的にいつも同じなんですが、今回は熱中症・暑さ対策として秘密兵器を用意しました。
アソス スパイダーバッグ
あのアソスですよ。自転車界の高級ブランド「アソス」。
アソスを着ているローダーは、速く・美しく・登りもすらすら・恐ろしい猛者というイメージがガンガンにある末恐ろしいブランドです(あと、高いw
そのアソスが自転車用のバッグを出してるんですねぇ。
んで、このバッグにコンビニで売っている1kgの氷を詰め込んで少し口を開けておく。そうすると、背中が常に冷え冷えな状態が作れる。あと、少し口を開けておくことで、冷え冷えで詰めたい水が首筋に~~☆
超快適。信じられない。すさまじい。らしいです。
という素晴らしい・素敵でオサレなアイデアをあの伝説のブログ「しおいんですけど」でも登場されているHAOさんのブログから完全にパクらせて参考にさせていただきました。
HAOさんのブログでもこのスパイダーバッグのインプレをしていて、そっちの方が超絶詳しく説明されているので、気になる方はそちらへどうぞ~。
そんな熱中症対策をして、(あとサドルを1cmくらい上げてみて)準備完了です!
21時出発~~~。
漫画喫茶に泊まればいっかw
中央道は前回蓼科へ行ったときよりも混んでますが、渋滞という渋滞はなく、スムーズに進行できました。途中で宿を検索しましたが、さすがに当日ってこともあってぜんぜんなしw
ということで、もう漫画喫茶でいっかwと思い、漫画喫茶を検索w
近年の漫画喫茶ってすごくて、防音個室の部屋があるんですよね。快活クラブっていう漫画喫茶の一部店舗では完全個室でとっても快適^^タオルも使いたい放題だし、シャワーも入り放題^^ 料金もホテルに泊まるよりも安い。あれ?すげーよくない?w
まあ、狭い部屋なので閉所恐怖症とか、ホテルほどの清掃レベルではないので、潔癖症とかの人には厳しいかもですが、、、
調べてみると、諏訪湖の1店舗、甲府に1店舗あるみたいです。電話して空室確認してみると、諏訪湖はすでに満室だったので、甲府という調布と蓼科の中間くらいのところで1泊することに(あれ?前日入りの意味なくない?っていうツッコミはなしでお願いしますね)
当日 蓼科へ向かう!
朝の6時くらいに起きて、蓼科へ向かいます。高速も混んでなくてスムーズに進行できました。良かった良かった。ただ、お盆であまり高速に乗り慣れていない車が多く、右車線の乗り越し車線に遅めの車がちらほら・・・つって愚痴ったりしてw
無事8時ごろに蓼科到着です。
白樺湖のローソンで朝食やら1kgの氷やらペットボトル等々購入して、女神湖からスタートです。
peaks試走スタート!
[ルート3] 女神湖からスズラン峠、麦草峠へ!
ルート3はこんな感じです。
女神湖スタートして、スズラン峠を登って、向こう側へ下ります。次に麦草峠を登って、来た道を戻っていき、またスズラン峠を登って、白樺湖へ向かうルートです。
ヒルクライムの箇所だけピックアップしてプロフィールを紹介します。
- スズラン峠(行き):距離7.2km、獲得標高214m、平均勾配2.7%、最大勾配6%
- 麦草峠:距離14.2km、獲得標高792m、平均勾配5.6%、最大勾配9.4%
- スズラン峠(帰り):距離8.5km、獲得標高439m、平均勾配4.5%、最大勾配9%
さて、トライです。
あ、今日の女神の様子です。頼むよ~今回のライドは、ズイフトもしてきたし、準備も少しはしてきたから良い感じで頼むよ~~。
女神湖付近の十字路では、直進していきます。
とりあえずケータイはぶっ壊れました。
まずは、スズラン峠を登ります。全体から見ると、大した峠ではないんですが、必死ですw 車もそこそこいますし、道路もあまりよくはありません。アップダウンを繰り返すような峠なので、苦手です・・・。
そんなこんなでスズラン峠の頂上で記念撮影をしようとiPhoneを取り出しますが、うんともすんともいいません。。。。
え?
iPhone壊れちゃった・・?
・
・
・
起動しない・・・。電源と音量ボタンを同時に長押しするとビープ音は出る・・。このビープ音はやばいな、、救急車呼ばれちゃいそうな気がする・・・。ただ、ボタン自体は生きてるってこと。。画面だけが死んだ・・・?
ケータイが使えないと、こういうときの対処方法も不明です・・。そこらへんの人に「あの、、すみません、、iPhone壊れちゃって、、対処法検索してもらえませんか・・・?」なんてコミュ力は持ち合わせていない!無理だ!
もう今日のpeaks試走はやめてdocomoショップとかに行こうかな、、って心が折れ掛けます。。
とりあえず、スズラン峠は下っちゃったから、麦草峠を登ってから再度検討しよう。
それまでiPhoneは熱が原因かもしれないから、ジャージのポケットからスパイダーバッグへ移動します。
あ~、女神にiPhone壊れませんようにってお願いしなかったからだなー。今度からはちゃんとお願いするようにしよう。
麦草峠?写真?ありませんよ
前述のiPhone壊れ事件によって、麦草峠の写真はありません。。。
登っている途中や頂上の写真・・・ありません。。
すんごい単調な登りでちょこちょこ辛いところもありましたけど、単調すぎて辛かった。てか、iPhone壊れたショックで辛かった・・・。
車やバイクもまあまあ通りますが、都民の森や奥多摩のようにサーキット化していないので、やばい車・バイクはいませんでした。助かったわぁ。。
そんなこんなで頂上へ着いた傷心の私。
登山をする人や「白駒の池」っていう池があるらしくてそれを見に来た人いろいろです。傷心だったので、「白駒の池」なんて見ずに、スパイダーバッグに入れてた1kg氷がいい感じに溶けてきて、それを飲んだり浴びたり、お店の中に自販があるので、そこでドリンクを買ったりして軽く休憩します。
もう帰りたいよぉ・・・。なんのための試走?
傷心です。iPhoneXSって高いだよなぁ、、10万とかしちゃうし、、、
それならシャマルミレをもう1つ買うよ・・・とかよくわかんない状態になった私。
麦草峠を後にします。
ダウンヒルです。
急カーブがちょいちょいあるので、ブレーキをしっかりと掛けながら進行します。
途中からスズラン峠の登り返しになるのですが、それを曲がるタイミングがわかりにくいです。写真で説明をしたかったですが、叶いません。。
ヒントは、別荘の不動産屋さんがあるらへん。そのあたりで曲がることになるんで、要注意です。
スズラン峠を登り返して、白樺湖へ向かいます。
ただ、来た道をそのまま登り返すと白樺湖じゃなくて女神湖へ戻ってしまうので、途中で白樺湖の方へ行く必要があります。
これも写真で説明したかっ(ry
ただ、ここは分かりやすいです。ちゃんと案内板で「白樺湖」「しらかば2in1スキー場」は左に曲がるってのが出てます。
直線的なダウンヒルが続くので、スピードを出してタイムの確保ができる場所です^^
白樺湖に到着です。ローソンにてお昼ごはん休憩をします^^
ローソンでケータイ復活!!
これほど、ローソンを愛したことはありません。
ローソンに入ってケータイを触るとなんと回復してるじゃありませんか!
画面もタップもできます!あ~~ローソン様様だなぁ~~。
てか、なんでこんな現象が起きたんやろか・・・。熱?
ケータイないとなんもできない自分を発見してしまいましたよ・・・。
回復したケータイでパシャリです^^
背中の1kg氷は全部溶けたんで、再度購入です。おにぎりもむしゃりして、次のルート4へ向かいます。
はぁ〜良かった^^ 精神的なストレスからの解放です。
[ルート4] 白樺湖から車山肩へ。そして立石公園までダウンヒル。
お次のルート4のコースはこんな感じです。
白樺湖をスタートして、車山肩までヒルクライムして、そこからダウンヒルです。途中霧ヶ峰を通りつつ、「君の名は」の聖地「立石公園」へ向かいます。そこから登り返しで再度霧ヶ峰を通って車山肩へ。その後、白樺湖までダウンヒルして、女神湖まで向かってゴールとなります^^
ヒルクライムの箇所だけピックアップしてプロフィールを紹介します。
車山肩(行き):距離8.9km、獲得標高369m、平均勾配3.8%、最大勾配7.6%
車山肩(帰り):距離14.9km、獲得標高860m、平均勾配5.5%、最大勾配11%
女神湖へ:距離5.7km、獲得標高192m、平均勾配2%、最大勾配9%
もうスズラン峠と麦草峠によって、もう脚はお疲れ様でしたな状態です。
脚の疲労を回復する方法ないのかしら・・。ドーピング的な?w
とりあえず、車山肩へ向かいます。
はぁ~いい天気ー。白樺湖からはじめはこんな道を走っていきます。
さて、、
ここから、車山・霧ヶ峰の絶景コースになります。
今回の蓼科peaksの一番の見せ場ですよ。
(それだったら、ルートの回り方を4からのスタートにすればよかったw)
わ~~~
景色がとっても良い!
車の駐車場もあって、観光客もたくさんです^^
なにこれ、超気持ちいいんですけど・・
車は多いです。さすが車山・霧ヶ峰。ただ、暴走車はいませんw
勾配は10%超えがないので、まあまあな感じです。ただ、ここまでの足の疲労があるのできつい・・・。ただ、絶景な景色があるんで頑張れます。
そんなこんなで車山肩に到着です。
バイオトイレってのがありましたよ。仮設トイレよりかはぜんぜんまし。
寄付もしましょう^^
アイスクリームは超うまい^^少しシャリシャリしているので、疲れた身体でも食べやすいです^^
フルジェルも飲み飲み^^
ただ、ちょっと足がもうないです・・・。
太ってるので、ヒルクライムでくるくると回して進むっていうスタイルができず、どうしても足を使ってしまう形になります。痩せることがpeaks達成するための必須条件に感じます・・・。
ダンシングも休むダンシングっても少しは分かってきた気がしますが、うーん、、、
まあ、立石公園まではダウンヒルなので問題なし。
そこからの登り返しがやばいことになりますが、まあ、あとは根性でなんとかなる精神ですw
結構下ると、立石公園は右折、そのまま直進すると諏訪の町へ続いちゃう道があります。ミスルート注意です。
ヒントは、山のダウンヒルを抜けていくと上の写真みたいに民家が現れてきます。左上のような看板もあります。15%ですwww
普通の民家とかある一般道です。長野の民は日常的にこんな道で訓練してるんですね・・・。育った環境が違いすぎます・・。ぐはっ。
実際にはこの道は通らずに右折ですー。この道をそのまま行って登り返しとかになっちゃったらヤバかったですw
君の名は・・・?立石公園到着
ダウンヒルも終わって、立石公園到着です。
諏訪湖が一望できますね~。「君の名は」の聖地になっているようで、駐車場は満車。人気観光名所になっているようです。
きれいやなぁ~
前回の7月の試走のときは車で来ちゃいました。自転車で来た方が格段の感動があります^^
全部なくなっちゃってた・・・。辛・・・。
立石公園には自動販売機があります!ありがたや!
トイレもあります!
補給して出発!
さて、休憩もしたんで出発ですが、そのまえにBCAA×2とPowerGelを取ります。
あれ?そうすると、あら不思議でしょう。足にあった疲労がどっか行きましたよ?
なんだこれwPowerGelは超甘いんですが、その甘さが体中に染み渡る感覚があって、その力のおかげで足が少し回復です!
わ~こりゃ、本番当日も持っていこう(10本くらい
登り返しです。車山肩に向けてせっせこ登ります。
林道で直射日光も少なく快適にライドできます(まあ、斜度も緩いからですがw
基本的に、霧ヶ峰付近になるまではずっと林の中を走ります。
ちょいちょい8,9%とかも出てきますが、基本は5,6%です。マイペースに登っていきましょう。
一点。霧ヶ峰の直前に登りの車線が増えて、追越車線と登坂車線が現れるところがあります。ここが今回の登りで一番きついところです。10%とかあります。要注意です。
霧ヶ峰に着きました。2分休憩します。
さー残りは、車山肩へ向かいます!あと少しのヒルクライム!
車山肩に到着し、少しの休憩です。自動販売機があるので、補給^^
ただ、ゴミ捨て場がなかったw 購入したアクエリアスはジャージのポケットに突っ込んでダウンヒルですw
景色は相変わらず美しいです。少し日も落ちてきます。
暑さも少し和らいできます。
これは、もう景色に魅了されます。
嗚呼、センチメンタルです。
頭の中では、B’zのTIMEが流れてきます。
「どうすれば時が戻る 今何処で何をしている」
「どうすれば時が過ぎる 言葉はいつも役に立たない」
「あの日の君の声は もう僕には届かない」
号泣wwwwwwwダウンヒル中に危ないwwww
勘弁してくれwwwww
こんな絶景ずるいよ・・・。私の絶景ランキングでも上位3に入りますよ・・・。
最後は、白樺湖から女神湖へ。
最後のライドです。
女神湖へ。思ったより登るぞこれ、、
ラストの区間に峠はありません。ただし、油断することなかれ。
10%の坂が待ってますw
100,200mくらいですかねー。我慢して登ればすぐに終わります。
そのあともアップダウンの道が続いて結局100mくらい登る羽目になりますw
完全にこの最後の道を甘く見てましたね。
脚はもうないのに、こんな登らせないでくれw
ゴール!
ご覧ください。女神の穏やかな表情を。
脚も終わりつつもなんとかゴールです。
peaksが二日またいだイベントだったら完走できるのになーw
これを1日でやってしまうという狂気の沙汰です。
本番まであと3週間ないくらいです。
できるだけ、平日のzwift、休日のヒルクライム・ロングライド、ダイエットをできるだけやって、今の自分のベストな状態でチャレンジしたいと思いますー。
今回のライド結果:
距離:115km
獲得標高:2765m
時間(休憩含む):8時9分(peaksの完走には12時間30分で全ルート。無理やんかw)
でした。
3連休の1日目が終わりました。
脚の具合にもよるけど、明日はどこへ行こうかな。
ん?聞こえる・・・。
「ノリクラ・・・」「ノリクラ・・・」「ノリクラ・・・」「ノリクラ・・・」
ん?